フェレット竹雄くん

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いたち(フェレット)

ペットショップからお迎えするフェレットの選び方を調べてみた結果(前編)

2016年12月27日

「フェレットを飼おう思うんだけど、どんな子が良いか分からないからペットショップに一緒に来てくれないか」という相談を受けました。

即答で断りました。

私は家から出たくないって何回言ったら分かるんだよ!ヒキヲタなめんな!!
アタチはなこ
アタチはなこ

断った理由は本当にそれなのですが、

よくよく考えたら私には「ペットショップで良い子を”購入する”」スキルなんかない事に気が付きました。

ペット販売士の有資格者でもあるので一応

「生体仕入れの相場」的な

「生体仕入れの判断基準」みたいな知識はあります。

でも、それら私が持っているものは全て

「ペットショップで良い子を”販売する”」側の知識です。

迎え入れる子を「選んだ」経験に乏しく、娘のエルちゃんにいたってはお迎えする事が決まってから初めて写真を見せてもらったっていうね…

これまでの人生の中でペットショップで生体を購入した経験はたった2回です。

そのうちの一回は

「そこにいた、初めて目にしたたった一匹のフェレットという生き物に一目惚れした」からです※

偉そうに人様に「こういう子を選ぶと良いわよ」なんてお教えできる立場じゃないのです。

※一目惚れしたその子のお話し

フェレット今昔物語と占い師の手相〜タウンページからTwitter〜ツイッターは最新情報の宝庫

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「ペットショップ」については色々な考え方があるとは思いますが、いたちのおうちはこう考えています。

フェレット
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毎年この季節になると悲しくなります。 「クリスマスセール」と銘打たれた子達。 「生体販売を禁止にする活動に協力してくれないか」という知人たちからの誘い。 私は動物愛護の活動に少しだけどずっと携わってき ...

今日は「その後」のお話しではありません。

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ケガや病気の子が売られてる?!

「どんな子を選ぶと良いのかなあ」ってちょっとネットで調べてみました。

毛艶のチェック、目に輝きはあるか、何ちゃらかんちゃら云々カンヌン…半日ほど調べてみて分かったのは要するに

病気の子を選ぶな

って事でした。それって

当たり前じゃないの?

私は

「こういう子を選ぼう」って情報が欲しかったのに

「こういう子は選ぶな」って情報の方が遥かに多くてすごく不安になりました。

わざわざ病気の子を探して購入する人は少ないと思いますが(病気の子がどうとかって話ではありません。「購入する」という次元で考えたらって事です)

そんな事を購入時の心得的な「情報」として世間に発信しなければいけないほど、ペットショップではそういう子が普通に売られているという事なのだろうか…?

そういう事を勉強していた事もあって、現在動物の販売を生業としている知人、そういう所で働いている知人が複数人いる私には、どうしても、

「購入者が専門的な知識を持って自身の目でじっくり生体の健康状態をなめるようにチェックしてからでなければ、安心して生体を購入出来ない」というその状況が想像出来ないのです。

そんな事になっているのだとしたら

「一目惚れして」とか言って知らない人がフェレットを買うなんて恐ろしい事はもう出来ませんね。

える
える
っていうか、そうじゃなくても、
そんな軽はずみに生き物をお迎えしてはダメですぞ!!
わさび
わさび

そんな風に考え始めたら、私の中で現実問題として、飼育経験者か、フェレットにすごく詳しい人しかもう生体購入は出来ないんだなっていう…なんとも寂しい想像の世界が広がり始めました。

そういう記事を情報として掲載しているサイトが少なからずあるという事は、そういう子を実際にそういう状況で購入された方がいるのだと思います。

病気の子を何も知らない(知識がない)人に売りつけるなんて鬼畜の所業としか言えません。

人の道理に外れています。

生体の事を考えても購入された方の気持ちを考えても絶対に許せません!

そこで一つ思うのは

ああ、やっぱり断って良かった。って事。

私はきっと、そんな酷い状況を見たら性格的に黙ってなんていられませんからね。

明らかに病気、ケガをしている子について

本当にそんな鬼畜外道な話がまかり通っているのだろうか、

実際はどうなのだろうかと真実が知りたくて、

さっそく今度は生の声を聞きながら調べてみました。

  • 元々皮膚にブツブツが出来ていて隔離されていた
  • お尻が下痢で真茶色に汚れていた
  • 信じられないほど毛がボサボサで目に力が無かった
  • 栄養失調に見えるような体型だった

というニョロリン達をお迎えした方々、またはそのお話しを聞く事が出来ました。

皆さんのお話しによると、実際にお迎えできたのはその

「症状が治まって」

「お渡しできる基準に達して」からだったそうです。

病気の子をそのまま

「はい、どうぞ」と渡された訳では無いとおっしゃっていました。

どの子も皆、

「病気療養中のため、お売りする事は出来ません。」

「完治するまでお渡しは出来ません」などと言われたそうです。

栄養失調気味の子は

「自らでご飯を食べない子なのだ」と説明をされ

「我が家でお太りあそばせ」と願った購入者様の目の前で体重測定をしてギリギリ販売基準に達していたから

「お迎えできた」のだと教えてくれました。

今は生体の販売において、お渡し(販売)して良い状態かどうか月齢や健康状態などの販売基準というものが厳しく決められています。

少なくても私がお話しを伺った方々が購入されたショップでは

それがちゃんと守られている事が分かりました。

一安心です。

フェレット竹雄くん幼生期

この子は「基準ギリギリ」だった竹雄くん

確かに細くて小さいですね。

とても可愛い子です。

購入様はこの可愛さに一目惚れしたんじゃないかなって思います。

「体重が乗らなくて心配だ」と、お迎え前に生体の状態と説明をきちんと受けたそうです。

販売業者には生体販売時に様々な「説明しなければいけない」事項があります。

昔の事は詳しく知りませんが、2016年12月現在、動物取扱業の資格がある人間が顧客に動物を販売しようとする場合には対面により必要な情報を、相手方に書面等を交付して説明しなければなりません。

これは「犬を販売する場合の最低限必要な説明項目の例」です。

動物販売時に必要な書類

動物販売時に必要な説明書類

ちょっと見えづらいかもしれませんが、

この動物がかかるおそれの高い疾病の種類と予防方法は必ず説明しなければいけないのです。

それなのに、明らかに病気だと分かる子、病気の疑いがある子を、そのまま説明もせず「売る」なんて事はやはり考えにくいです。

昔にはあったのかもしれませんが、今はそんな事ないのだと信じたいです。

でも、

  • なぜそのような生体が店頭にいた(る)のか?
  • そういう事例はたくさんあるのか?
  • そういう場合はどうするつもりでいるのか?そういうマニュアルがあるのか?

個人的に「売り場の子達の爪が切られていない」という話はすごくよく耳にするし、実際購入からすぐだという子をお引き受けした娘のエルちゃんにも耳ダニがいた事なんかもあって

  • 爪切りについて
  • 耳ダニについて

及び

  • 「最悪」といわれている販売形態の店舗に現在の状況を教えて欲しい

それぞれ数店舗ではありますが現在働いている人に直接、質問状を送ってみました。

この記事の投稿予定時間に全ての回答が出そろわず、私のまとめも間に合わないので、続きは明日の更新とさせて頂きます。

現段階で手元に届いている物だけを見ると「良かった」と思う回答ばかりでとりあえず安心しています。

今日のアイキャッチ画像…実は

上記の竹雄君の現在の姿です。

その時願った購入者様の思いが通じて、こんなに大きくムチムチニョロリンに成長されたそうです。

嬉しいですね。

こういうお話しを聞かせてもらえるのって本当に嬉しい。

売る側も買う側もみんなニョロリンの事を思ってる。

ニョロリンはちゃんとそれに応えてくれる。

そうやって皆、幸せが一番良い。

それが普通だって思います。

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